フロリダ州の大麻嗜好の合法化と中絶へのアクセスに関する憲法改正の最中、ロン・デサンティス(Ron DeSantis)知事が大きな資金調達不利に直面している。デサンティス知事が最近作ったこのフロリダ自由基金は、これら2つの改正を打ち負かすという宣言をしているが、これまでのところたったの10000ドルしか調達できておらず、それも大麻改正の支持者が集めた何百万ドルと比べると額が小さい。
このイニシアチブを主導するSmart & Safe Florida委員会は、6月10日のキャンペーン書類によると、6000万ドル以上を調達したと報告している。6月21日に終了した5週間の資金調達活動で、デサンティス知事の自由基金は10000ドルを調達したとの報告もある(Florida Politicsより)。どちらの改正も2024年11月の大統領選挙で決定される予定だ。フロリダを拠点とするTrulieve(OTCQX:TCNNF)は、この法案を投票所に載せるため4000万ドル以上を費やしているとされている。
デサンティスの大麻合法化イニシアチブ(改正3として知られている)に対する批判の一環として、彼は合法大麻はフロリダがサンフランシスコやシカゴのような都市に変わる1つの出口だ、としている。彼は6月中旬の記者会見で、フロリダが合法化すれば人々は「小学校に20本のジョイントを持って行けるようになるだろう」と述べている。
“我々は、大麻をどこでも、タバコのように吸ってもいいよ、というようなことはしないために、この改正3を打ち負かすために関心を持っている利害関係者と協力している。フロリダをサンフランシスコやシカゴ、あるいはいくつかの他の場所に変えることになるからだ。”とデサンティス知事は述べている。「我々はすでに医療大麻を持っている。ただし、我々は街を清潔に保たなければならない。すべての都市が大麻のような香りを漂わせるわけにはいかないのです」
これにもかかわらず、最近のフォックスニュースの世論調査によると、フロリダ州民の69%が中絶へのアクセスイニシアチブを支持し、66%が大人の使用の合法化を支持しているという結果にもかかわらず、デサンティス知事は大麻に反対している。